以下敬称略。
第三位 ユリア・セベスチェン
瞬発力では断トツ。
これは2003年のユーロFPで行ったルッツの最頂付近を切り取ったもの。あまりの高さに3回転とは思えない。
代表作:2004年ユーロFP
第二位 トーニャ・ハーディング
謎軸にも関わらず3Aを降りる、フィジカルの鬼。
ハーディングはLzの幅と3Sの高さが際立っています。アメリカ女子初の3A成功者。
代表作:1991年全米選手権FP
第一位 伊藤みどり
常に高いジャンプ。今にいたるまで伊藤みどり以上のジャンパーを発見できないほど凄い選手。
女子の歴史を大きく変えた選手でもあり、最初の3A成功者でもある。
代表作:1989年NHK杯FP他(ありすぎて書ききれない)
旧採点時代の3A成功者はどちらもジャンプの高さが尋常ではない点、そのジャンプを着氷させるだけの強さをもったスケーターだったことがいえるのではないでしょうか。今このような選手が現れないのは指導方法の研究が進んだことで、より効率的に回転させることができるようになったためではないかと思います。自分の中ではセベスチェン、ハーディング、伊藤みどりが、ジャンプが高い選手トップ3です。