というわけですが、まだいろいろできるんじゃないかと思います。
つまり、団体戦にシンクロ入れたらどうかという話です（勿論様々な国が出れて、同じ国でも複数のチームが出れるのが最善ですが、それは2022年段階では否定されてしまったので）。
現段階の団体戦は、個人戦の前に行われるというだけで、会場の氷の状態や雰囲気に慣れること以外に、大きな価値が見出しがたかったのですが、シンクロも団体の一種目にしたら団体戦にも意義があるのではないかと思うのです。勿論キスアンドクライの大きさには問題がありますが、競技時間がそこまで食うわけでもなく、シンクロだけ除外する意味もないと思います。2022年段階ではある意味「テスト」として団体戦に、2026年に本採用を狙うという戦略は「あり」ではないかと考えています。シンクロ関係者の悲痛なツイートを目にし、果たしてこれがその叫びを救うかはわかりませんが、五輪への窓を開く第一歩としては、ISUがIOCに働きかける方向性としてはこれしかないのではないでしょうか。団体戦の一種目にするというのであれば、まだ考える余地はある時間ですし、ここはISUが動いてくれないとどうしようもないのですが。
