8/19に開催されたMGC三菱ガス化学アイスアリーナトロフィーに行ってきました。簡単ではありますが、自分の感想をまとめて紹介します。
■大会の公式結果は下記リンク参照。
以下、滑走順に紹介します。(見れたところから)
■ジュニア選手権男子
・尾形広由選手 In This Shirt
3F-2T 2A / 3Lz
ゆったりと大きな動きで魅せる。上に持ち上がるタイプのジャンプ、着氷をうまくまとめた。StSqでビートが入るところをうまく表現できるともっとよくなりそうです。
・金子ヒロ選手 I Don't Want to Miss a Thing
3Lz so 3F-2T / 2A
2Aに入る前の手の振付で曲の盛り上がりをうまく表現しています。少しフラット気味だったのが惜しかった。
・岡本和彩選手 You Are The Reason
2A 2Lz / 2S-2T
エネルギーのある動き、情緒的な滑り。回転が生む華やかさをうまくプログラムに組み込んでいます。しっかりとした回転速度のスピンが最後のエレメンツで、印象よく終わりました。
・三原庸汰選手 Maria
3F 2ft-2T 2Lz / 2A
冒頭のスピン、プレゼンテーションがとてもよかったです。手先まで神経が行き届いていて、「静」の部分(とめている部分)の表現が観客席からでも明確。上下運動豊富なStSqも見事でした。
■選手権男子
・金子陽哉選手 Notre-Dame de Paris
3T-2T 2A / 3S fall
icemile杯の時と同じプログラム。腕の使い方、視線のもっていき方でダイナミックにStSqを魅せます。ジャンプは少し詰まったけれど、熱量を感じるパフォーマンス。
・彦阪昇吾選手 Hey Brother
3Lo so 3T-2T / 2A
ビートが入る部分でシットスピン入れるの効果的。スムーズな身のこなしで、2Aの着氷がとてもきれいでした。少しあっさりしていたかもしれません。
■選手権女子
・木南沙良選手 Skyfall
木南選手の演技を生で見るの2016年振り、また見れてとても嬉しい。序盤のムードの作り方よく、世界観に入っていけるような工夫がなされています。全体によく統一されていてよい集中を最後まで保ちました。
・田淵理子選手 Breath me
StSq、躍動的にみせようという意志が凄く伝わってきました。ジャンプの転倒はありましたが、やさしく丁寧なスケーティングを見せてくれました。
・水上彩弥選手
ヘアカッターの回転速度が速く、印象に残りました。LSpはレベル4がとれています。StSqはリンクを広く大きく使って魅せました。
・一色紗矢夏選手
冒頭は勢いを感じましたが、後半は実施がうまくいかなったように見えました。回転軸をとるのが難しそうで、6分間練習で苦労していたのが出てしまったでしょうか。
・柴野ちりさ選手 Ancient Lands
カラフルな衣装。シャープでキレのあるかっこいい滑り。動静のバランスよく、StSqの構成の仕方が素晴らしかったです。独創性は今日出ていた選手の中でもずば抜けていたように感じました。