しんとらです。
アメブロが使いづらいと感じたため、はてなブログに移行します。
これからもよろしくお願いします。
https://twitter.com/shintora_sports
https://www.youtube.com/shintorasports
http://shintorasports.tumblr.com/
お題箱
しんとらです。
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Xのモーメントがなくなったので、ブログに色々切りはり。
#ペアを超単純に見る2023
— しんとら (@shintora_sports) 2023年3月19日
①高さと幅のある、ダイナミックなジャンプ要素。
②ペアの醍醐味リフト。
③2人のユニゾン。2人の距離感が近いと◎。
④求められているのはエフォートレスな実施。
⑤コーチの掛け声に合わせて、スピンのポジションが変わるカップルもいるぞー。
#ペアを超単純に見る
— しんとら (@shintora_sports) 2016年11月22日
①SBS(サイドバイサイド)
注目ポイント:ジャンプの質に関してはシングルと同様、それに加えて二人がシンクロしているかが大事。 pic.twitter.com/r44xexC1sa
#ペアを超単純に見る
— しんとら (@shintora_sports) 2016年11月22日
②Tw(ツイスト)で一番問題になるのはキャッチ。よいとされているのは、「女子の(両)手,(両)腕,上体のいずれの部分も男子に触れることなく男子がウエストの側面で女子をキャッチ」するもの。抱え込むようなものは✖。 pic.twitter.com/rvhmYWahfe
#ペアを超単純に見る
— しんとら (@shintora_sports) 2016年11月22日
③Th(スロウ):男性が女性を真上ではない方向になげる要素。
シングルと違い、3F/3LzThの基礎点は同じ。幅、高さに注目。 pic.twitter.com/Irxwkok7kX
#ペアを超単純に見る
— しんとら (@shintora_sports) 2016年11月22日
④スピン
A)二人が接触して行うスピンと、B)接触しないで行うスピンに分類可能。今期はSPがB)、FPはA)、B)の2種類が規定要素。スピンもまた二人がそろっているかがポイントで、ずれることもしばしば。
*添付左がA)、添付右がB) pic.twitter.com/S8IaUyEa2P
#ペアを超単純に見る
— しんとら (@shintora_sports) 2016年11月22日
⑤リフト
総論その1:基礎点はリフトの種類によって大きく違う。
*今季SPの課題は一番難しいGroup5。
*FPのリフトは、3Liと5Li2つの構成の組が多い。すべてLv4だと基礎点が19点になる。 pic.twitter.com/lX9B5rDiLp
#ペアを超単純に見る
— しんとら (@shintora_sports) 2016年11月22日
⑤リフト
総論その2:どこを見るか
【男性編】片手で女性を支えているか、回転方向が変わっているか
【女性編】ポジション変更があるか、ポジションが難しいものか
【全体】出入に工夫があるか pic.twitter.com/fLBcOOGtRe
#ペアを超単純に見る
— しんとら (@shintora_sports) 2016年11月22日
⑤リフト各論
これについてはスケ速さんに記事がありますので、こちらを参照ください。
【https://t.co/imYZuSH2vD】
またgroup3とgroup5については、動画もあります。【https://t.co/RDyEDupx56】
#ペアを超単純に見る
— しんとら (@shintora_sports) 2016年11月22日
⑥デススパイラル
注目ポイント:難しい出入があるか、ポジションが「低い」か
*レベル要件の都合から、大体の組が3回転する。
*カップルによって出入に独創性、個性がでるので、そこに注目してみると楽しめるはず。 pic.twitter.com/Vkh6tN1p0K
ペアはリフトやデススパイラルの種類など、毎年異なるものが必須要素として規定されます。この記事では23-24シーズンのエレメンツ規定について簡単に見ていこうと思います。
◆ペアのエレメンツの概要については、下記記事を参照ください。
典拠
要素数は7。
①ソロジャンプ:2~3回転、種類はどれでもOK。
②ツイストリフト:2回転か3回転の限定あり。
③スロージャンプ:種類はなんでもよいが、SPでは2回転か3回転。
④スピン:2人が接触しないで行う、ソロスピンコンビネーション。
⑤デススパイラル:Forward Inside【FiDs】。
⑥リフト:グループ3リフト。
⑦ステップシークエンス
◆今季の特徴
リフト、デススパイラルの基礎点が低い組み合わせのため、TESが昨季より出しにくい。
※4CCのミニマムが25.00、ワールドのミニマムが29.00です。
要素数は11。
①-A ソロジャンプ
-B コンビネーションジャンプorジャンプシークエンス
◆回転数の制限なし。ソロジャンプとコンビネーションジャンプは違う種類でないとだめ。
②ツイストリフト:4回転ツイストが解禁
③スロージャンプ2:回転数の制限なし。違う種類のものでないとだめ。
④スピン:2人が接触して行う、ペアスピンコンビネーション。
⑤デススパイラル:Forward Inside【FiDs】以外の3種類から選択。
⑥リフト3 ※異なる種類のもの
⑦コレオグラフィックシークエンス
8/19に開催されたMGC三菱ガス化学アイスアリーナトロフィーに行ってきました。簡単ではありますが、自分の感想をまとめて紹介します。
■大会の公式結果は下記リンク参照。
以下、滑走順に紹介します。(見れたところから)
3F-2T 2A / 3Lz
ゆったりと大きな動きで魅せる。上に持ち上がるタイプのジャンプ、着氷をうまくまとめた。StSqでビートが入るところをうまく表現できるともっとよくなりそうです。
3Lz so 3F-2T / 2A
2Aに入る前の手の振付で曲の盛り上がりをうまく表現しています。少しフラット気味だったのが惜しかった。
2A 2Lz / 2S-2T
エネルギーのある動き、情緒的な滑り。回転が生む華やかさをうまくプログラムに組み込んでいます。しっかりとした回転速度のスピンが最後のエレメンツで、印象よく終わりました。
3F 2ft-2T 2Lz / 2A
冒頭のスピン、プレゼンテーションがとてもよかったです。手先まで神経が行き届いていて、「静」の部分(とめている部分)の表現が観客席からでも明確。上下運動豊富なStSqも見事でした。
3T-2T 2A / 3S fall
icemile杯の時と同じプログラム。腕の使い方、視線のもっていき方でダイナミックにStSqを魅せます。ジャンプは少し詰まったけれど、熱量を感じるパフォーマンス。
3Lo so 3T-2T / 2A
ビートが入る部分でシットスピン入れるの効果的。スムーズな身のこなしで、2Aの着氷がとてもきれいでした。少しあっさりしていたかもしれません。
木南選手の演技を生で見るの2016年振り、また見れてとても嬉しい。序盤のムードの作り方よく、世界観に入っていけるような工夫がなされています。全体によく統一されていてよい集中を最後まで保ちました。
StSq、躍動的にみせようという意志が凄く伝わってきました。ジャンプの転倒はありましたが、やさしく丁寧なスケーティングを見せてくれました。
ヘアカッターの回転速度が速く、印象に残りました。LSpはレベル4がとれています。StSqはリンクを広く大きく使って魅せました。
冒頭は勢いを感じましたが、後半は実施がうまくいかなったように見えました。回転軸をとるのが難しそうで、6分間練習で苦労していたのが出てしまったでしょうか。
カラフルな衣装。シャープでキレのあるかっこいい滑り。動静のバランスよく、StSqの構成の仕方が素晴らしかったです。独創性は今日出ていた選手の中でもずば抜けていたように感じました。
22-23シーズンもあと数日でおわり、新たなシーズンが始まります。私は選手の成長を追う楽しさと同じくらい、新しい選手と出会うことを大切にしています。今シーズンも多くの選手、とくにジュニアカテゴリーの選手を知ることができましたが、その一人を紹介したいと思います。デンマークのBabeth HANSSON選手です。
〈基本データ〉
この大会はリアルライムで追うことはできていなかったのですが、公式Youtubeにアップロードされた動画の中で彼女と出会いました。あまりにも衝撃的で、当時のツイートにもその驚きとワクワク感がにじみ出ています。
デンマークのBabeth HANSSON-OSTERGAARDさん、いろいろな方向に向けて多彩な動きを見せる、すごく意欲的なプログラム。ブノワともまた違った方向性だと思うし、新しいタイプの表現者。フリーはアヴェマリア、ここでどういう魅せ方をするのか、とても楽しみ。https://t.co/k8Qk60RZnn
— しんとら (@shintora_sports) 2022年8月26日
FPもおもしろいプログラムだと思いますが、今回はSPにスポットライトを当てて丁寧に見ていきたいと思います。
最初にスピンから入る構成は、ジャンプの基礎点が後半に1.1倍になるときには多少見られましたが、現在ではあまり取り入れられていないように思われます。同じ音が鳴り響くパートに回転系のスピンを配置しているのがうまいです。スピンが終わって音楽が切り替わりますが、その部分もしっかり表現されています。
最初のジャンプは既定のループジャンプ。入りの前にクリムキンイーグルがありますが、特筆すべきはジャンプの後の振付。ちょっと躓いた部分はあるけれども、ここまでいろいろな動作を組み込める選手はなかなかいないと思います。次のコンビネーションジャンプは着氷のタイミングとボーカルの入るタイミングを合わせて、華やかな演出。2Aを飛ぶ前にも、ユニークな動作を組み合わせて観客の心を離しません。2Aもボーカルのあるところでジャンプを跳んでいます。音楽のボーカルを氷上でどう表現するかについて、彼女はジャンプエレメンツでそれを試行したといえるでしょう。
StSqから新しい音楽に切り替わるのですが、一瞬ポーズを決めて静止することで新しい音楽の到来を告げています。打音のみというかなり難しい部分を、多彩な上下運動、それも既存の振付ではあまりないような組み合わせで、彼女が音に色を与えているような印象を受けます。
同じ音が連続する場面でスピンを取り入れ、音楽が切り替わるタイミングでスピンの難出を行う。レベルを取りながらも、それを音楽表現に巧みに組み込んでいるのが素晴らしいです。最後のスピンはうまく処理できないところがありましたが、スピンに入るまでの部分で小さなジャンプを複数取り入れることで音楽の明るい感じを表現しているのも見事です。
基本に忠実な構成に、他の選手があまりしないような動作を数多く取り入れてプログラムを作り上げる、それが彼女の強みであり魅力であると感じます。インスタグラムの動画を通して、この彼女の個性は日ごろの陸トレが基盤になっていることを知りました。リンクを付しましたので、興味のある方はぜひ見に行ってください、とても面白いです。
https://www.instagram.com/figureskatingbabeth/
https://www.instagram.com/babeth.hansson/
23-24シーズンも多くの出会いがあることを願ってこの記事を締めくくります。ご覧いただきありがとうございました。
世界選手権開幕まで残り2日となりました。4年ぶりの日本開催、時差のない大会、日本勢のメダル獲得が期待される大会ということもあって、ライブで大会を見ようという方も多いのではと思います。この記事では、ペアに興味を持っている、またペアのルールについて知りたい方に向けて、ペアのエレメンツや採点方法を、動画や画像を交えながらできるだけ簡潔に紹介したいと思います。
フィギュアスケートは、男子シングル、女子シングル、ペア、アイスダンスの4カテゴリーからなります。ショートプログラムとフリースケーティングの2つのプログラムを実施するのはシングルと同じですが、2人で行うという点で異なります。22-23シーズン以前は、ペアとアイスダンスの1番の違いとしてジャンプの有無があげられましたが、今シーズンから、アイスダンスにコレオグラフィック・アシステッド・ジャンプ・ムーブメントが導入され、ジャンプが認められるようになりました。とはいえ、アイスダンスの技の中心はステップであり、技の構成の点からみるとペアとアイスダンスは違った競技だといえるでしょう。
では、ペアという競技で実施されるエレメンツにはどのようなものがあるでしょうか。ここでは7つに分けて紹介したいと思います。
2人が同じジャンプを同じタイミングで跳ぶもの、それがソロジャンプです。ジャンプの基礎点はシングルと同じですが、高さや流れに加えて2人のユニゾンも評価されるのがペアの特徴です。今シーズンの大会を見ると、3T/3Sを取り入れるカップルが多いですが、近年は3Lzなどより高難度のジャンプを入れるカップルも出てきています。比較的ミスが出やすいエレメンツで、このエレメンツを成功させることができるかどうかがメダル争い、上位入賞に大きくかかわってきます。
◆もっと知りたいソロジャンプ
①基礎点
②GOE評価基準
男性が女性をほぼ真上に投げてキャッチする要素、それがツイストリフトです。ペアにしかなく、プログラムの冒頭に組み込むカップルが多い要素です。
このツイストリフトで1番重要なのはキャッチの部分です。よいとされているのは、「女子の(両)手、(両)腕、上体のいずれの部分も男子に触れることなく男子がウエストの側面で女子をキャッチ」するもので、抱え込むようなものはGOEでマイナス評価となります。
〈GOEプラス評価の例〉
〈GOEマイナス評価の例〉
このエレメンツはレベルが取りにくく、Lv4を獲得できるカップルは多くありません。GOEがマイナス評価となることもままあるエレメンツですので、きれいに決まったら大きな拍手で選手を称えましょう。
◆もっと知りたいツイストリフト
ツイストリフトのレベル要件、GOEの評価項目などについては、下記の記事で詳しく述べていますので、興味がある方はご覧ください。
男性が女性を真上ではない方向になげる要素、それがスロージャンプです。5種類のタイプがあるのはシングルのジャンプと同じですが、基礎点の設定がシングルと異なります。(ペアでは3TThと3STh、3FThと3LzThの基礎点が同じです)
2人の呼吸が合わないと成功できないという点で、ペアの醍醐味といえるエレメンツです。高さと幅が注目ポイントで、多くのカップルが3Loか、3F/3Lzを選択します。
ペアにおいてスピンは接触の有無で2つに分けることができ、2人が接触して行うスピンをペアスピン(ペアスピンコンビネーション)、2人が接触しないで行うスピンをソロスピン(ソロスピンコンビネーション)と呼びます。
〈ペアスピン〉
〈ソロスピン〉
ソロスピンは比較的レベルを取りやすいエレメンツですが、2人のタイミングがぴったりとあったカップルはあまり多くありません。ユニゾンや2人の距離感がよいかどうかに注目するとわかりやすいです。今季のSPではソロスピン、FPではペアスピンを実施することがルール上規定されています。
◆コーチの掛け声に合わせてスピンのポジションが変わるカップルもいるので、現地で観戦される方は音にも注目してみてください。
男性が女性の手を取り、コンパスのように円を描きながら滑るのがデススパイラルです。デススパイラルはレベルおよびGOEが取りにくく、差がつきやすいエレメンツです。カップルによって出入に独創性、個性がでるので、そこに注目してみると楽しめると思います。
◆もっと知りたいデススパイラル
デススパイラルの見分け方、レベル要件、GOEの評価など詳しいことが知りたい方は、下記記事を参考ください。
男性が女性を持ち上げて、回転し、降ろす要素がリフト。SPでは1つ、FPでは3つのリフトを行うことが規定されており、また基礎点の高いエレメンツであるので、リフトをいかに質よく実施するかがペアで高い技術点を出すうえで最も重要なことになります。女性のポジション、スピード、アイスカバレッジに注目すると面白いと思います。
◆もっと知りたいリフト
リフトの種類、レベル要件について詳しく知りたい方は、下記記事を参照ください。
ペアではSPでステップシークエンス(レベルあり)を、FPでコレオグラフィックシークエンス(基礎点固定)を実施することが規定されています。2人の距離感、同調性に注目してみましょう。
ペアにどのようなエレメンツがあるか述べてきましたが、ここでは今シーズンのエレメンツ規定についてみていきたいと思います。
〈SP〉
https://www.usfigureskating.org/sites/default/files/media-files/2022-23%20Pairs%20SP%20Chart.pdf
ペアSPは7つの要素からなります。
①ソロジャンプ:2~3回転、種類はどれでもOK。
②ツイストリフト:2回転か3回転の限定あり。
③スロージャンプ:種類はなんでもよいが、SPでは2回転か3回転。
④スピン:2人が接触しないで行う、ソロスピンコンビネーション。
⑤デススパイラル:Backward Inside【BiDs】。
⑥リフト:グループ5リフト。
⑦ステップシークエンス
〈FP〉
https://www.usfigureskating.org/sites/default/files/media-files/2022-23%20Pairs%20FS%20Chart.pdf
ペアFPは11要素からなります。
①-A ソロジャンプ
-B コンビネーションジャンプorジャンプシークエンス
◆回転数の制限なし。ソロジャンプとコンビネーションジャンプは違う種類でないとだめ。
②ツイストリフト:4回転ツイストが解禁
③スロージャンプ2:回転数の制限なし。違う種類のものでないとだめ。
④スピン:2人が接触して行う、ペアスピンコンビネーション。
⑤デススパイラル:Backward Inside【BiDs】以外の3種類から選択。
⑥リフト3
⑦コレオグラフィックシークエンス
〈SP〉TES+PCSの合計得点が
60点台中盤~後半:TOP10
70点付近:TOP5
70点代後半:優勝争い
〈FP〉TES+PCSの合計得点が
110点代中盤~後半:TOP10
120点代:TOP5
130点代:TOP3
2人のユニゾン、ダイナミックなエレメンツ。ペアにしかない魅力がたくさんあります。日本で開催される世界選手権、ペアも見てみませんか?