JGPの魅力
JGPが一か月後に迫ってきました。シニアのGPSと違い、どの選手でもエントリー可能な大会ということで、シングルカテゴリーだと40名程度の選手がエントリーするなど、長丁場の大会になっています。今回は、JGPのどこに注目したらより楽しめるかについて、書いていこうと思います。
①初見の選手が多い→新たな選手との出会い
シニアGPSだとほぼ知っている選手が出場するのに対し、JGPはその試合のみしかでない選手が多くいます。JGPで上位にくる選手を見る方は多いと思いますが、「新たな出会い」という観点からすると、様々なグループの選手を見るのも大変楽しいことです。JGPはまさに一期一会の場、その時の印象がのちにつながるでしょう。私の場合だと、Elena Radionova、Ivett Tothがそれにあたります。彼ら・彼女らの成長を見守る第一歩としてJGPを見るモチベーションがあるのではないでしょうか。
②JGPが初の大きな大会である選手が多い
前述のとおり、JGPにはミニマムスコアが設定されておらず、ある意味「気軽に」エントリーできる、かつ13歳で出場可能な大会としてはかなり大規模な大会です。日本でいえば中学一年生くらいの選手が、全世界に配信されている前で演技をすることの意味を考えると、演技すること自体の凄さ、そして全力を出し切ったあとの笑顔がプレシャスなものだと気づかされます。
③JGPの見やすさ
JGPの時間はさておき、ISU公式がジオブロック無しで(例年通りなら)配信し、各選手のアーカイブズまで残してくれる、大変丁寧な「現場対応」・「アフターサービス」があります。ライスト難民にならずに見れる大会は、おそらくこのJGPが一番でしょう。
ここまでつらつらと書いてきましたが、JGPは見るのが楽しい大会です。長丁場ですが、気に入った選手を見つける機会になればと思います。