- (0)はじめに
- (1)Pa:Pair Element
- (2)Cr:Creative Element
- (3)l3+pi3:Intersection Element + Point of Intersection (pi)
- (4)GL4:Group Lift Elements
- (5)C4:Rotating Element - Circle
- (6)ME3+fm3:Move Element+Free skating Moves
- (7)I3:Intersection Elements
- (8)NHE4+s3:No Hold Element+Step Sequence
- (9)小活
(0)はじめに
SP編と重なる部分の説明は省略するので、以下もあわせて参照いただきたい。
(1)Pa:Pair Element
ペアエレメンツは、8組(2人8組の場合が多い)がスピン、リフトなどのムーブメントを行うエレメンツ。ムーブメントの選択は自由なので、チームによって様々なものを魅せてくれるはず。ロシアチームはスピンを選択。
(2)Cr:Creative Element
*P4~5
直前の要素からのトランジション(またはプログラムの最初の要素として行う場合はプログラムの開始時)をクリエイティブエレメンツの始まりとみなし、次の要素へのトランジションを持って終了とみなす(またはプログラムの最後の要素として行う場合はプログラムの終了時)。
https://www.jsfresults.com/data/fs/pdfs/comm/sys/2015-02-09_2014SysTechnicalRule.pdf
シングルでいうところの、ChSqのようなものと理解しています。自由度高めなので、曲に合わせたものが見られると思います。
(3)l3+pi3:Intersection Element + Point of Intersection (pi)
SP編で扱ったので省略。
(4)GL4:Group Lift Elements
シンクロならではのエレメンツ。写真で大体の感じはわかるはず。
※8番目のエレメンツGL3も同じ
(5)C4:Rotating Element - Circle
円形でかつ回転するエレメンツ。輪の最大数は3つ。これもGIFで雰囲気をつかめる。
(6)ME3+fm3:Move Element+Free skating Moves
SP編で扱ったので省略。
(7)I3:Intersection Elements
(3)のインターセクションとの違いは、アディショナルフィーチャー(Pi)が必須でない一方、クリエイティブなものが推奨されている点。各チーム技巧を凝らしたインターセクションを魅せてくれる。
画像はチームロシアのもの。片手をあげてジャンプをしながら行うというもの。シンクロでもタノがあるとは。
(8)NHE4+s3:No Hold Element+Step Sequence
SP編で扱ったので省略。ノーホールドエレメンツは4人4列が必須要件で、ノーホールドで行うステップシークエンスがアディショナルフィーチャーとされています。
(9)小活
プロトコルに書かれた「記号」を理解するという目的で、SP、FPのエレメンツを簡単に見てきました。次回は、エレメンツを系統的に理解するために、各エレメンツごとにもう少し詳しく見ていこうと思います。