しんとらの雑記帳

スケートメイン

末席のすゝめ

世界フィギュアまであと1カ月半ほどになりました。会場は2014年大会と同じく、さいたまスーパーアリーナ。大きな会場で、席種によっては選手がかなり小さく見えます(末席のD席は5階後方席なのでとりわけ)

しかし悲観する必要はありません。末席には末席の楽しみポイントがあります。

まずリンクの使い方などの全体が見えること。TVでは選手を追っていくので部分こそしっかり見えはすれ、全体像が捉えにくいという問題があります。末席は俯瞰してみることができるので、一歩一歩の伸びであったり、リンクカバーが明瞭にわかります。(現地でないとPCSがわからない理由でもあります。)

次に、会場とスケーターとの一体感を感じられること。これは席種に限らない話ですが、オンラインのストリーミングではわからない熱気が会場にはあります。末席であっても、選手のエナジーを感じることは十分可能です。

最後に、たまアリの末席は全く寒くありません。冬の日常着で十分事足ります。ワールドは長時間観戦になるため、寒さがキツくないのは体が楽です。連戦しても体力が持つことも末席の魅力だと言えるでしょう。

つらつらと末席の魅力について述べてきましたが、末席には末席なりの良さがあり、普段とは違った楽しみ方ができる席種です。ワールドは難しいでしょうが、国別はあえて末席をとる選択肢があってもいいのではないでしょうか。